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大阪城と大阪随一のお花見の名所(梅、桜)にお出かけしよう

大阪城(通称:太閤さんのお城)は大阪のシンボル。人気の観光地として多くの観光客が訪れます。お花見ができる季節は特にオススメ!大阪城をバックに桜や梅を見ることができます。

大坂城は天下統一をめざす豊臣秀吉によって1583年に建てられました。その後、1615年、大坂夏の陣で豊臣秀吉は滅び、天守閣も焼失しています。

現在の天守閣は3代目。1995-199年に大改修が行われました。外観で印象的なのは、天守閣の金の鯱(城を守るシンボル)。とても煌びやかです。また、天守閣以外にもお堀や石垣など壮大なお城の雰囲気を味わうことができます。

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大阪城天守閣へのアクセス

大阪城へ行くには、電車が便利です。最寄り駅は多くありますが、どこも大差はなく徒歩15~20分程度で天守閣まで行くことができます。
最寄り駅: JR環状線・・・「大阪城公園駅」、「森ノ宮駅」、地下鉄谷町線・・・「天満橋駅」、「谷町四丁目駅」、地下鉄中央線・・・「谷町四丁目駅」、「森ノ宮駅」 など。ちなみに、私はいつも京橋駅から歩いて行きます。

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大阪城の見所(重要文化財など)

大阪界隈に住んでいる人は、子供の頃、学校の遠足や郊外学習で行っているので親しみがあり、とても身近な存在です。また、お花見の名所である大阪城公園は、シーズン中地元の人が多く訪れます。一方、国内外の観光客や歴史が好きな人などには、大阪城はどのように写っているのでしょうね?

ここでは、大阪城天守閣へ向かう途中、重要文化財を中心に大阪城の見所を紹介します。コースは、「大手門」→「多聞櫓」→「桜門」→「蛸石」→「天守閣」です。なお、JR環状線「京橋」、「大阪城公園駅」からは、極楽橋を通って行く方が近道です。

大手門(重要文化財)

大手門は、城郭の正面玄関です。この門は寛永五年(1628)年に建造され、この門を含む多聞櫓、千貫櫓、堀3棟を含め重要文化財に指定されています。

多聞櫓(たもんやぐら)(重要文化財)

大阪城に唯一残っている多聞櫓。この櫓の高さは、14.7mで国内随一だそうです。寛永5年(1628)の創建で、天明3年(1783)に落雷で焼失し、嘉永 元年(1848)に再建されています。

大阪城の桜門(重要文化財)

城郭の大手門を通り抜け暫くすると、左手に桜門が見えてきます。豊臣時代にこの近くに見事な桜並木があったことが、桜門という名前の由来だそうです。桜門からは、天守閣を真正面に見ることができます。

大阪城 桜門

蛸石(重要文化財)

蛸石は桜門の正面にある巨石です。蛸石と言う名前は、巨石の左端にあるタコのようなシミがあることに由来しています。この巨石は推定108tonの重さとも言われ大阪城内で一番大きな石です。そして、その面積は畳36畳分もあります。誰もが思うことですが、この巨石を昔の人はどのようにして運んだんでしょうね?

大阪城の蛸石

大阪城天守閣

大阪城天守閣 Data

住所:大阪市中央区大阪城1番1号、開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)季節により延長あり、休館日:年末年始(12月28日~1月1日)、入館料:大人 600円 中学生以下無料(15歳以上は団体割引有り)

大阪城天守閣 見学のポイントとは

入場券を買ったらよ天守閣へ向かいましょう。観光シーズンは、入場券売り場、そして、天守閣の入口で少し並ぶかもしれません。見学に要する時間は、通常1.5~3時間程度です。なお、身障者の方はエレベーターで8階展望台まで行くことができますので係りの方に確認してください。

金明水井戸屋形(重要文化財)

大阪城の小天守台にある井戸を金明水と言い、それを覆う形を建物を金明水井戸屋型と言います。伝説では、豊臣秀吉が水の毒気を抜くために黄金を沈めたと言われているが、戦後の学術調査ではこの井戸は豊臣時代のものではなく、寛永元年に掘られたものとのことです。この井戸を木の格子越しに覗き込むと冷気が上がってきますよ。

金明水井戸屋形

号砲(天守閣入口)

この号砲は、1863年幕府の命令に製造されたもので、大阪天保山砲台の備砲として据付られ、明治維新後、大阪城内に移されたそうです。

天守閣(近代化された設備、快適な見学コース)

大阪天守閣は、空調やエレバーターなど近代化された設備が充実しています。城という歴史的な建造物には似つかないものかもしれませんが、身障者の方などが車椅子でも最上階の展望台へ行けることは素晴らしいですね。階段は上り専用、下り専用と分かれているので歩きやすいです。

8階:展望台(地上50m)

エレベーターで5階まで行き、そこから8階の展望台までは階段を上ります。

8階の展望台は見晴らし最高!金の鯱を間近に見ることができます。また、大阪城ホール、大阪ビジネスパークの高層ビルなど大阪の街並み、大阪城公園の梅林なども一望できます(安全のため金網が張ってありますがそれ程気にはなりません)。

大阪城の8階展望台から見える金の鯱

大阪城の8階展望台から見える梅林(3月中旬)

大阪城天守閣 展望台からの風景

7階:豊臣秀吉の生涯

豊臣秀吉の生涯がわかりやすく展示されています。

5階:大阪夏の陣図屏風の世界

大阪夏の陣図屏風の世界を映像やミニュチュア模型を使って紹介されています。歴史が好きな人は長い時間要するかもしれませんね。

大阪夏の陣図屏風の世界をミニュチュア模型で紹介

大阪夏の陣図屏風の世界を映像で紹介

大阪夏の陣図 参戦武将の旗印

3階、4階:豊臣時代、徳川時代の歴史資料や重要文化財は見応え有り!

豊臣秀吉ゆかりの品や戦国時代の資料、大阪城にまつわる資料などが展示されています(3階、4階は写真・ビデオ撮影禁止です)。

2階:お城の情報コーナー

トイレ(2階にしかありません)、金の鯱などのレプリカ展示

1階:ショップ、シアタールーム

ショップでは、大阪のお土産も販売しています。

大阪城公園

天守閣を中心に堀と緑に囲まれた市民親しまれている公園です。桜や梅の名所でお花見の季節は特にオススメです!休日は、ジョギングや散歩を楽しむ方で賑わっています。

梅林

2/中旬~3/中旬、様々な種類の梅が咲き誇ります。

大阪城公園の桜

3/下旬~4/上旬、染井吉野を中心に約3,000本もの桜が咲き誇ります。2014年は4月1日~3日頃が満開だったように思います。

大阪城の桜(ライトアップ)西の丸公園

大阪城・西の丸庭園内の300本の桜のライトアップ・10万球のイルミネーション 2014年会場:大阪城西ノ丸庭園、開園時間:午後6時~午後10時、開園期間:3月25日~4月13日、入園料金:500円、催し物:猿まわし、大道芸人によるショー(毎日午後6:30頃~)。飲食ブース:たこ焼き、おしるこ、その他、その他:飲食物の持ち込みはご遠慮くださいとのこと・・・

2014年4月2日、大阪城夜桜イルミナージュ(ライトアップ)に行ってきました。

少し肌寒かったですが、桜は満開でとても綺麗でした。シートを敷いてお花見をしているグループ、夜桜デートを楽しむカップル、大阪城+桜見物の観光客など様々な人が訪れていました。飲食の持ち込みは不可となっていますが、お弁当や飲み物を持ち込んでいる人も結構いました。基本的には園内の飲食ブースを利用してほしいということなのですが、目立たないようにすれば大丈夫かも?

京阪本線 天満橋で下車し大阪城まで歩いて15分ぐらい。西ノ丸庭園の入口、大手門に着くとその奥にはライトに照らし出された桜が目に入ります。

西の丸庭園(大阪夜桜イルミナージュ)の当日入場券(500円)は、入口の仮設テントで販売されています。

青いライトに照らし出された大阪城と夜桜はとても美しいですね。また、園内で猿回しをしていました。小さくてとてもかわいいお猿さんでしたよ。お子様連れのファミリーにはオススメです。