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西表島を気軽に楽しむには、エコツアーに参加するのが一番です。
西表島では、「ピナイサーラの滝&カヌー&トレッキングツアー」、「ナカラ川カヌー&トレッキングツ アー」「ナーラの滝カヌー&トレッキングツアー」「バラス島・鳩間島スノーケルツアー」など様々なツアーが開催されています。
ほとんどのツアーは、石垣島からの日帰りでも大丈夫ですが、ヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアー、星空鑑賞ツアー、ヤシガニ鑑賞ツアー・・・など西表島の夜を満喫できる様々なツアーがあるので宿泊することをお勧めします。
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今回私は、西表島で一番人気と言われている「ピナイサーラの滝&トレッキングツアー」に参加しました。ちなみに、ピナイサーラの語源を調べてみると「ピナイ」とは、「ヒゲ」、「サーラ」は「下がったもの」という意味で滝を遠くから見ると、老人の長いあごひげのように見えることからきているようです。
ピナイサーラの滝は、ツアーに参加しましょう!
ピナイサーラへのアクセスは、通常、カヌー+山道のトレッキングになります。船浦の海中道路からマングローブ林やジャングルの中を歩いていく方法もありますが観光客には不向きです。素人がジャングルの中に入り遭難する事故も毎年発生していることです。
ピナイサーラの滝カヌー&トレッキングツアー(西表島)体験レポート 2012年4月
ピナイサーラの滝ツアーは、西表島の大自然を体験するツアーとして一番人気です。ツアーは、民宿マリウド、村田自然塾、風車などで開催されています。今回は、クチコミ評判が良かった「民宿マリウド」のツアーに参加しました。
民宿マリウドには、夕方にチェックインし、その日は、レンタサイクルで星砂の浜までサイクリング、そして、夜はヤエヤマヒメボタル鑑賞ツアーに参加しまし た。
そして、翌日はピライサーラの滝&カヌー&トレッキングツアー(1日コース)に参加ました。人数は4名(カップル1組、男1名、女1名)。ツアーガ イドはMさん(ガイド が上手で素晴らしいお人柄でした)。荷物の準備をしていざ出発です(リュックサック、防水ケース貸してくれます)。カヌーに乗るところまでは車ですぐです。
カヌーでヒナイ川下り
カヌー乗り場近くの駐車場に車を止め、カヌーのパドリングの講習を受けます。とても簡単なので初めての方でも心配無用です。そして、歩いてカヌーの船着場に向かいます。
マリウドのカヌーは、安定感がないということでたまに転覆する人がいると聞いて少し不安になりましたが、「後ろを向いてはダメ」などの禁止事項さえ守っていれば大丈夫です。ピナイサーラの滝のポイントまでカヌーで30~40分ぐらい。川の流れは緩やかで水深も浅いのでのんびりした気分でOKです。
初めマングローブに突っ込みそうになりましたが、カヌーの操作はすぐに慣れました。カヌーを漕ぎながらマングローブの林やカニ、魚(ボラがいました)を見ることができます。
カヌーからマングローブの観察をしよう
マングローブ(Mangrove)とは、熱帯や亜熱帯の海水が干満を繰り返す潮間帯という特殊な環境だけに生育する植物の総称です。マングローブは、波当たりの強い場所では見られず、主としてある程度以上の大きさの川の河口域に生育することが多い。今回カヌーからアカバナヒルギの赤い花とヒルギ科の胎生芽を見ることができました。
◆マングローブ アカバナヒルギの花【写真左】
アカバナヒルギは、赤い花をつけることからその名前があります。
◆マングローブ オヒルギの胎生芽【写真左】
マングローブのヒルギ科には胎生芽という繁殖体があります。胎生芽は種子から芽生えた苗木のような物です。胎生芽は樹から落ち柔らかい泥土に突き刺さり、そこで生育するか、潮の流れに乗って運ばれ、運よく条件の良いところにたどり着けばそこで生育します。
ピナイサーラの滝の上を目指してトレッキング
カヌーでトレッキングのスタート地点に到着すると、いよいよ標高約90mの滝の上を目指してトレッキングです。
亜熱帯の森の中では、様々な動植物を見ることができます。サキシマスオウノキ、タカサゴシロアリの巣、リュウキュウアカショウビン(姿は見れず鳴き声だけでした)・・・。
トレッキングは、普段運動不足の人には少しキツイかもしれません。途中ロープ使って上るところもあるので足元には注意が必要です。子供さんも参加されているそうですが、いつも足を引っ張るのはお母さん方だそうです。
気温はそれ程高くありませんでしたが(4月末)、雨が降ったのでとっても蒸し暑かったです。恐らく真夏は汗だくでしょう。タオルや着替えは少し多めの方が良いかも知れませんね。
ピナイサーラの滝の上
ピナイサーラの滝の上からは、鳩間島、バラス島、鳩離(はとばなれ)島を見ることができます。又、西表島の森、ヒナイ川(カヌーを漕いできた川)も一望できます。
滝の水が落ちていく崖の上から下を見たい気持ちになりますが、立って近づくのは危険です。地面が濡れて滑るので高所恐怖症でない方も気を付けてください。もちろん、普通の人は怖くて崖の近くには近寄れません。腹ばいになって下を見ることになります。
コメント
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はじめまして。
こちらは国内バックパッカー向けの宿ガイドの編集をしております風来堂と申します。
西表島のジャングルツアーの記事、おもしろく拝読させていただきました。よろしければ、現在弊社で作っている本に記事掲載のご協力をしていただけませんでしょうか。
一度ご連絡いただけますと幸いです。よろしくお願い致します。
記事を読んで頂きありがとうございました!
今回は時間がなくご辞退しましたが、また機会がありましたらよろしくお願い致します。