圓光寺(えんこうじ)は、京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派の寺院。一面の杉苔とともに新緑、紅葉の美しいことで知られています。
見どころは、「十牛之庭」「奔龍庭」の庭と洛北で最も古いと言われる「栖龍池」、「水琴窟」。特に、12月初旬の敷紅葉は一見の価値があります。予約すれば座禅も体験できるそうです。
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目次
圓光寺へのアクセス
紅葉シーズンは、バスは混雑するので電車+徒歩がオススメ!最寄駅は、叡山電車「一乗寺駅」。
- 京阪本線 出町柳→叡山電車 一乗寺駅 下車 東へ徒歩約15分
- 出町柳駅から京都バス 56 一乗寺下り松町下車 東へ徒歩約10分
ちなみに、紅葉名所の詩仙堂から徒歩約3分程度の至近距離なので併せて行くことをオススメします。
圓光寺の詳細情報
別名:円光寺
住所:〒606-8147 京都市左京区一乗寺小谷町十三番地
文化財:伏見段木活字6巻・紙本墨画 竹林図屏風六曲一双(重要文化財)
問合せ:TEL 075-781-8025 fax 075-781-8035
拝観時間:午前9時~午後5時
拝観料:大人 ¥500 高・中 ¥400 小 ¥300
駐車場:有り(30台)
圓光寺の紅葉と見どころ
洛北にある圓光寺、紅葉名所の多い京都の中でも人気があります。見どころは、「十牛之庭」「奔龍庭」の庭と洛北で最も古いと言われる「栖龍池」、「水琴窟」。特に、12月初旬の敷紅葉は一見の価値があります。
また、下記に紹介する早朝特別参拝(要予約)も良さそうなので一度訪れて見たいですね。
圓光寺の特別早朝参拝
早朝、山から差し込む朝日に輝く紅葉はすばらしいものですが、その紅葉が一番美しい見頃(一週間程)に庭を参拝できます。
<2016年>
・人数:1日70名完全予約制
・時間:午前7:30~
・応募方法:10月20日(木)〜お電話にて(受付時間am9:00〜pm5:00)
・開催期間:2016年11月18日(金)~11月27日(日)
※この時期の駐車場使用できません。詳細は、圓光寺HPへ
圓光寺へ
叡山電車「一乗寺駅」へ下車して歩くこと15分。圓光寺へ到着です。
受付後(参拝料500円)山門へ向かいます。
枯山水の庭・奔龍庭(ほんりゅうてい)
参道の階段を上がると奔龍庭(ほんりゅうてい)が現れます。白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を石組で表現しているそうです。
紅葉の時期はもちろんのこと、春には美しい桜の花見もできます。
モミジの紅葉と背景の緑の山が美しいですね。
奔龍庭のある高台からは、京都の市街地を見渡すことができます。
栖龍池
栖龍池のある竹林の辺りは趣があっていい感じです。
十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)
書院前に広がる十牛の庭は、牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして、近世初期に造られました。
紅葉の落ち葉の赤い絨毯が埋め尽くしています
書院から十牛の庭を眺める紅葉は、圓光寺の代名詞となっています。
人が絶え間なく来るので、このアングルで人の写り込まない写真は撮れませんね
水琴窟
美しい澄んだ音を聞かせてくれます。
かわいいお地蔵さん
庭を散歩していると、”にっこりほほ笑んでいる”かわいいお地蔵さんを見つけました。苔の上には、散り紅葉で敷き詰められた赤い絨毯もあり、フォトジェニックま場所です。
家康公の墓
開山は閑室元佶、開基は徳川家康なんですね。この写真には「家康公の墓」と書いてありますが、当山開基の徳川家康公を祀った東照宮のことなんですね。ほんとうの家康の墓は、江戸幕府により建立された日光東照宮です。
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2018年 1月 28日
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