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- ピナイサーラの滝(西表島)体験記
ピナイサーラの滝の上の生物
崖の反対側の上流は危険なので行くことができません。川の水が溜まっている所(水の流れの力で小石が岩盤を削ってできた窪みで20cmから1mくらいあり ます)には、手長えび、おたまじゃくし等生息していました。おたまじゃくしは、とても小さかったのですが、すごい数なのでちょっと気持ち悪いです。私達の ツアーの女子は、キャーキャー言いながらおたまじゃくしを手のひらに載せていました。
昼食は、暖かい「島そば」
ピナイサーラの滝の上に到着すると、ガイドのMさんが「島そば」を作ってくれました。滝の上で食べた暖かい「島そば」は、最高に美味しかったです。ありがとうございました。
西表島の植物
昼食が終わると、滝を間近で見る事ができるピナイサーラの滝壺へトレッキング開始です。滝壺への道程は、とってもじめじめしており、また汗だくになります。森の中をトレッキングしていると、西表島の様々な植物を見ることができます。「締め殺し植物」なんかは、名前もその性質もちょっと怖いですね。
ピナイサーラの滝壺
かなりヘトヘトになった頃、到着との合図がありました。鬱蒼とした森の小道から視界が広がり「ピナイサーラの滝」が真正面に現れました。西表島一番の落差(55m)を誇る滝は壮大です。滝の水量は、雨量によってかなり変わるそうですが、私達が訪れた時には、ほど良い感じの量でした。
滝壺には先客が20名程度いて、滝壺で泳いでいる方も数人いました。滝壺で泳ぐのは、到着して体が火照っている時が良いということで、私達も直ぐに滝壺へ入りました。4月末の滝壺の水は、ちょっと冷たかったけど汗をかいた身体にはとても心地良かったです。その後、滝に打たれたり、大きな岩の上から滝壺へジャンプをしたり、楽しい時間が過ごせました。滝壺から上がると、温かい飲み物とお菓子を頂きました。とっても素晴らしいサービスでした。
海岸沿いのマングローブ
ツアーの最後に海岸近くの砂浜へ行きました。ここは、いつも行くのかどうかわかりません(この日は潮が引いている時間帯だったので行ったのかも?)。カヌーを降りて裸足になって砂浜を歩きます。マングローブの根っこの所には貝やカニがいました。
砂浜にはミナミコメツキガニ の大群
ミナミコメツキガニ の大群には、びっくりしました。ミナミコメツキガニは、人の足音で砂の中に潜るので、初めは見ることができなかったのですが、ミナミコメツキガニがいると思われるところへ走って行くと・・・砂の中へ必死で潜ろうとしている小さなカニを見ることができました。あまりにも大群なのでかなり気持ち悪いです。
川辺にオキナワハクセンシオマネキの群れ
海岸からカヌーで帰る途中、川岸でオキナワハクセンシオマネキも見ることができました。オスは片側に大きなハサミを持ち、ハサミを上下に動かして、潮を「おいで、おいで」と手まねきをするような姿から「シオマネキ」と呼ばれているそうです。砂まじりの少し硬い場所に深い巣穴を掘って暮らしています。オキナワハクセンシオマネキの成体は甲幅1.5cmと小さいので、カヌーからはハサミを振っている様子しか見ることはできませんでした。
ピナイサーラの滝 ツアー終了
民宿マリウドには16:30頃帰ってきました。シャワーをお借りして着替えたらちょど船の時間となりました。車で上原港まで送って頂き無事石垣島に戻ることができました。今回のピナイサーラの滝ツアーは大満足!!機会があれば別のツアーにも参加してみたいです(今回お世話になったのは、マリウドさん)。
西表島の旅行を計画している方の参考
◆ 西表島旅行の基本
西表島に初めて行く人は、雑誌・ネットなどで情報収集しましょう(私は雑誌 2冊とネットで下調べしました)。西表島は、個人で動くことは難しいのでガイド付きのエコツアーに参加するのがいいでしょう。私は今回1泊2日でしたが、 西表島を満喫するのなら2泊~3泊した方が良さそうです。そして、エコツアーに2~3回参加すれば西表島を満喫できると思います!
◆ 西表島の概要
西 表島は、島の90%が森で覆われており自然の宝庫です。特別天然記念物のカンムリワシ、イリオモテヤマネコなども生息しています(今回の旅でカンムリワシ は、幸運にも見ることができた)。川が多く、島の外側が急斜面であるため滝が多い。カンピレーの滝、マリユドゥの滝、ピナイサーラの滝は、観光スポットと しても人気があります。
◆ 西表島の主な観光スポット
- 浦内川 - マングローブ林・カンピレー・マリユドゥの滝
- 仲間川 - 日本最大のサキシマスオウノキ
- ピナイサーラの滝
- 星砂の浜
- 由布島 ( 水牛車)
- トゥドゥマリの浜(月ヶ浜)
- 西表島温泉
コメント
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はじめまして。
こちらは国内バックパッカー向けの宿ガイドの編集をしております風来堂と申します。
西表島のジャングルツアーの記事、おもしろく拝読させていただきました。よろしければ、現在弊社で作っている本に記事掲載のご協力をしていただけませんでしょうか。
一度ご連絡いただけますと幸いです。よろしくお願い致します。
記事を読んで頂きありがとうございました!
今回は時間がなくご辞退しましたが、また機会がありましたらよろしくお願い致します。