
京都嵐山・嵯峨野エリアにある常寂光寺(じょうじゃっこうじ)の紅葉を紹介します。11月下旬の紅葉シーズン、仁王門をくぐり本堂に向けて急な石段を登る境内のカエデが、赤、オレンジ、黄など色彩豊かに紅葉します。また、小倉山の中腹の斜面にある境内からは嵯峨野を一望できます。
写真撮影スポットが多く京都紅葉の中で一番お気に入りです。11月下旬の紅葉シーズン中はとても混雑するので、拝観開始の9時には到着するようにしたいですね。
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常寂光寺という名前は、常寂光土のような風情から寺号がつけられたと言われています。本堂は、桃山城の客殿を慶長年間に移築したもので江戸時代初期の創建です。茅葺きの仁王門は、南北朝時代の貞和年間に本圀寺の南門として建立され、元和2年(1616年)に移築されたものです。
目次
常寂光寺の詳細情報
住所:京都市右京区嵯蛾鳥居本小坂町32 アクセス:<電車>JR嵯峨嵐山駅から徒歩約15分,京福嵐山線嵐山駅から徒歩約20分<車>名神高速京都南ICから約30分 拝観料:400円 拝観時間:AM 9:00〜PM 5:00 ( PM 4:30受付終了) 休業日:無休(ただし天候により参観できない場合があります) 駐車場:なし 例年の見頃:11月下旬 |
常寂光寺へのアクセス
常寂光寺は嵐山エリアにあるので、嵐山の紅葉狩りシーズンに併せて、渡月橋や天竜寺など嵐山をゆっくり散策する中で寄るのが一番いいと思います。
アクセスは、JR嵯峨嵐山駅から徒歩15分程度です。時間のない方は、レンタサイクルを利用すれば時間を短縮することができます。
下記の嵯峨野散策マップを参考にすればわかりやすいと思います(クリックすると拡大して見ることができます)。
常寂光寺のライトアップ
花灯路開催の時期と合せて行われます。山腹からの市内一円の夜景も美しいです。
- 日程:花灯路期間中
- 時間:17〜20時半(20時受付終了)、通常拝観:9〜17時
- 拝観料:大人 400円・小学生200円(昼・夜間共通)
常寂光寺周辺の散策
常寂光寺は、トロッコの嵐山駅からならすぐの距離です。嵐山周辺はサイクリングで廻っている人も多く見かけます。
ちょっと小腹が空いたのでおまんじゅうで腹ごしらえ。
紅葉シーズンの、嵯峨野観光鉄道トッロコは予約が一杯でまだ乗ったことがありません。今年は絶対乗りたいと思っているので予約して朝一番から並ぶつもりです。
常寂光寺の紅葉写真
常寂光寺に到着。最盛期だったので境内の紅葉の美しさに心が躍ります。
常寂光寺 仁王門の階段下の紅葉
仁王門の紅葉は、京都の中でも3本の指に入るくらい綺麗です。写真を撮るならここが一番おすすめ。但し、階段付近は人が多く危険なので十分注意しましょう。
常寂光寺の境内の紅葉
境内のカエデが、赤、オレンジ、黄など色彩豊かに紅葉しています。
庭園では、赤や黄色のカエデが落ち葉となって緑のじゅうたんの上に落ちていました。
最盛期の紅葉風景。オレンジ色に紅葉したカエデが眩しいです。
心地よい冷たい空気の中で、陽射に辺り光るカエデの葉
小倉山の中腹にある境内からは嵯峨野を一望できます。
常寂光寺 多宝塔の紅葉
常寂光寺 小倉百人一首旧跡地
『小倉百人一首』の中に詠まれている和歌の中に、藤原忠平が、あまりの紅葉の美しさに宇多法皇の気持ちを和歌に託して詠んだものがある。小倉山は、歌枕としても有名で多くの和歌に詠まれています。
- 小倉山 峰のもみじ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
コメント
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2016年 11月 21日
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