竹富島は、昔ながらの沖縄の風景が残る小さな島で人口は350名程です。隆起珊瑚礁でできているため極めて平坦で、展望台を除けば集落の家の屋根が島で一番高いことになります。島全体が西表石垣国立公園に指定されており、日本最大規模のサンゴ礁、石西礁湖(せきせいしょうこ)に囲まれています。
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竹富島に宿泊すれば暮れなずむ集落の雰囲気、そして、おばぁ、おじぃとのふれあいを味わうことができます。赤瓦の沖縄家屋をそのまま使用した宿も沖縄らしく良い思い出になることでしょう。
竹富島は「長寿の島」としても知られています。 温暖な気候、 地域コミュニティが濃密、粗食や勤勉を貴ぶ習慣があることなどが理由としてあげられています。人口は342人 (2012年5月現在)、戸数158戸。
目次
石垣島から竹富島へのアクセス
竹富島は、石垣港離島ターミナルから高速船で約10分です。
竹富島は石垣島から最も近い離島で観光客も多いため高速船の便も多く、安栄観光が1日18便、ドリーム観光が1日9便を運航しています。八重山(石垣島)へ訪れた際には、旅行最終日の半日でも島風情を十分に楽しむことができます。
定期高速船:安栄観光TEL 0980-82-2691 八重山観光フェリーTEL 0980-82-5010
定期高速船・カーフェリー: ドリーム観光TEL 0980-84-3178
高速船に乗って、ほんの数分で竹富島が見えて来ました。
竹富島へ到着。離島の海の青さは格別です。
竹富島をレンタサイクルで1周
周囲は約9kmしかなく、レンタサイクルなら1~2時間程度で1周することができます。島の中央部にある集落全体が、木造赤瓦の民家と白砂を敷き詰めた道となっており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
竹富島で一番のおすすめ観光スポットは、西桟橋とコンドイビーチです。島の中心部にあるレンタサイクル店からビーチまで10分程度で行くことができます。美しいビーチでのんびり過ごしたり、記念撮影をしたりしましょう。もちろん、水牛車観光もおすすめです。三線の音色と心地よい揺れに癒されながら竹富島の集落を周ります。ガイドさんは個性的で面白かったです!
高速船で港に到着すると、レンタサイクルの送迎車が待っています。1時間300円、1日1500円です。どの店も料金は同じです。
昔ながらの沖縄の風景が残る竹富島
島の庭先や岩の塀にハイビスカスやブーゲンビレアが咲き乱れており、沖縄の風景を味わうことができます。
竹富島に咲く花はほんとうに美しいです。
バナナの実がなっていました。
竹富島の雑貨屋さん。何とも言えない雰囲気に癒されます。
水牛車観光のシーサー。
竹富小中学校
自転車を借りるときに、私の一眼レフを見て「写真を撮るなら竹富小中学校の花も綺麗ですよ!」と教えてもらいました。
レンタサイクル店からすぐ近くの竹富小中学校の正門の前には綺麗な花がいっぱい。校庭に目を向けると、赤い瓦の校舎、芝生、花壇、すべてに手入れが行き届いている感じ。こんな良い環境で勉強ができる子供たちが少し羨ましくなりました。
竹富小中学校は、沖縄花のカーニバル2012「花メッセージコンテスト」で沖縄タイムス社賞を受賞しています。同校は昨年も応募しており、特別賞を受賞しています。また、この小中学校は、島の集落の中心に位置しているので目印として覚えておけばとても便利ですよ。
こんな美しい小学校が日本にあるんですね。この学校に通う子供たちは幸せです!
コンドイビーチ
コンドイビーチは、真っ白な砂浜、エメラルドグリーンに広がっています。遠浅で波も穏やかなので小さな子供連れのファミリーには最適の海水浴場です。トイレ、無料シャワー完備されています。但し、珊瑚礁が少ないので魚も少なく、スノーケリングには向いていません。5月~10月のシーズン中は、ビーチパラソル、ビーチチェア、浮輪などをレンタルができるショップがでています。私が訪れた4月末、泳いでいる人も結構いましたが、ビーチに立ち寄って記念写真を撮っている人がほとんどでした。夕日がとても美しいビーチなので、竹富島へ宿泊される方は見に行かれるといいですね。
[所]沖縄県八重山郡竹富町竹富
[アクセス]竹富港より竹富集落経由、小学校方面へ、三叉路を右折300m、車15分
なごみの塔
なごみの塔は、竹富島の観光スポットとして人気!塔は、放送台として建立されましたが、現在は展望塔として多くの観光客に親しまれています。2006年3月27日に国の登録有形文化財に登録されています。
階段はたったの8段ですが、急勾配(約60度)で、階段の幅も足を載せるステップの奥行きも非常に狭く、昇り降りする時は怖いです。特に子供や年配の方は注意しましょう。また、この塔はひとりずつしか昇り降りすることはできないので塔の下で順番待ちをすることになります。
塔の上からは、木造赤瓦の民家の町並みが一望できます。天気の良い日には西表島も見ることができるそうです。塔の下で人が待っているので、ゆっくり眺めることができないのがちょっと残念ですが。いつか竹富島で宿泊してみたいですね。
水牛車でのんびり竹富島を観光
水牛車は、竹富島の白砂の道が続く赤瓦屋根の集落を、ガイドが三線も披露しながら30~40分かけてまわります。竹富島には2つの水牛車観光(新田観光、竹富観光センター)がありますが内容はほとんど同じです。
水牛も真夏は暑さでぐったりですね。体温が上がると動かなくなるので、お水で身体を冷やしてあげます。
かにふ(竹富島)でランチ
「かにふ」は、水牛観光センターの近く島の中心部にあります。雑誌で紹介されているので人気店のようです。自転車の駐車場もいっぱいでお店の前には多くの観光客がいました。メニューは、石垣牛のハンバーグ、そば、カレー、天ぷらなど。
[所]八重山郡竹富町竹富494(竹富郵便局近く)
[アクセス]竹富観光センターの水牛乗り場から徒歩3分(竹富郵便局近く)
[営業時間]ランチ:11時~L.O 15時30分、ディナー:18時~L.O 20時
[問合せ]0980-85-2311
「かにふ」は、赤瓦の平屋の建物で、竹富島の風景そのものです。玄関の石垣やシーサーなど素敵な雰囲気でした。
玄関の待合所で順番を待ちましたが、屋根が付いているので苦にならなかったです。
もずくそばセット(1300円)。もずくそば+竹富島産の車エビとグルクン・島野菜のてんぷら。
特筆すべき味ではなかったけど、お店の雰囲気と地元の素材を使っているということで満足できました。
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