大台ヶ原(おおだいがはら)は、三重、奈良、和歌山の三県にまたがる吉野熊野国立公園のひとつに指定されており、日本百名山にも数えられ関西屈指のトレッキング(ハイキング)スポットです。草原、断崖絶壁、渓流などの大自然を楽しむことができます。特に、秋の紅葉は素晴らしく多くの観光客が訪れます。
断崖絶壁の大蛇嵓(ダイジャグラ)からは、眼下は垂直約800mの断崖絶壁の絶景を楽しめます。大台ヶ原は、大阪から、西名阪→大台ヶ原ドライブウェイを通り手軽に訪れることができます。登山をしたことのない人でも、体力に自信があれば十分楽しめるスポットです。ぜひ、紅葉のシーズンに訪れてみてください。
スポンサーリンク
目次
大台ケ原のまとめ
|
大台ケ原の東大台と西大台とは?
東大台
ビジターセンターから東の区域は東大台と呼ばれ、一般登山者向けのコース「東大台ヶ原自然観察路」が整備されています。
西大台
ビジターセンターから西の区域は西大台と呼ばれ、立ち入り人数が制限されています。立ち入りに当たっては事前申請を行って手数料を納付した上、当日までにレクチャーを受ける必要があります。
大台ケ原のアクセス
車をオススメします。大台ヶ原ビジターセンターの駐車場脇には「大台ヶ原」バス停があり、近畿日本鉄道の吉野線大和上市駅から奈良交通が路線バスを季節運行していますが本数が非常に少ないです。
京都(約140Km,約3時間):(国道24号線)-橿原-(国道169号線)-大台ヶ原ドライブウェイ入り口-(大台ヶ原ドライブウェイ)-大台ヶ原
大阪(約140Km,約3時間):(西名阪)-郡山IC-(国道24号線)-橿原-(国道169号線)-吉野-川上-大台ヶ原ドライブウェイ入り口-(大台ヶ原ドライブウェイ)-大台ヶ原
大台ケ原ビジターセンター
大台ケ原への到着が、ビジターセンターの開館時間(午前9時~午後5時)なら、ぜひ訪れましょう。体力や時間に合ったトレッキングのコースの案内してもらえます。トレイルマップ(東大台ケ原自然観察路¥100円)も購入しょう!
展示物が見やすく勉強になるので、トレイルの帰りに立ち寄るのもありですよ。
【開館時間】午前9時~午後5時
【冬季閉鎖期間】11月下旬~4月下旬
【住 所】 〒639-3702奈良県吉野郡上北山村小橡字大台ヶ原山
【連絡 先】 TEL&FAX 07468-3-0312
大台ケ原のトレッキング
2015年10月19日(月)大台ケ原へ行って来ました。紅葉の時期(秋)の週末は、とっても混雑しているということで有休を取って平日に行きました。
日出(6時頃)が見たかったので、自宅を3時に出発する予定が、3:30の出発となってしまいました。大台ケ原の駐車場に到着したのは5:40頃。空が少し明るくなり始めていました。
平日にもかかわらず、駐車場は6~7割うまっていました。
登山道は、ビジターセンターを起点に周回する複数のルートが整備されているので自分の体力に合ったコースを選びましょう。
登山道(上道)
急いで身支度をして、登山道を早歩きで日出ヶ丘方向へ向かいました。
展望台(正木峠と日出ヶ岳ろの分岐点)
日出ヶ丘と正木峠の分岐点にある展望台に到着した時、既に太陽は昇っていました(6時10分頃)。太陽が既に昇っていたので、日出ヶ岳には行かずここで写真撮影をしました。展望台には10数人の観光客がいて、皆さん日出の写真を撮影していました。
大台ケ原の朝焼けの北東側には、山々が連なって見えて山美しいです
展望台横の紅葉した木々の向こう側で、橙色に輝く朝焼けが美しいです。
展望台のデッキから撮影しました。日の出の太陽が、紅葉している木々に当たり、さらに赤く染まります。
東の水平線の向こう側から太陽が昇りました。あと30分早く到着していたら、日の出の瞬間を見ることができました。来年は絶対にリベンジですね。
正木峠
展望台を後にして、南側に位置する正木峠(1680.9m)へ向かいます。
木製の階段が整備されています。後方(北側)を振り返ると山の頂上(1694.9m)に日出ヶ岳(ひでがだけ)の展望台が見えました。
遠くの山間に白い雲らしきものが見えています。
山の谷間を埋め尽くす雲海です。大台ケ原で、雲海は頻出するものではないとのことでラッキーでした。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。