Kinkaku (The Golden Pavilion)、KYOTO
金閣寺は、京都を代表する観光スポット。特に海外から来る外国人観光客に人気があります。金閣寺は、3層構造で2層目、3層目には漆に金箔が押されています。陽射しを浴びて光輝く姿は、まさに金閣寺です。紅葉の見ごろの時期に訪れたのは初めてで、そのあまりの美しさに感激しました。
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目次
金閣寺の行き方
金閣寺には駐車場もありますが紅葉の時期は満車が予想されますので、公共交通機関を利用した方が安心です。最寄りのバス亭「金閣寺道」から歩いてすぐの距離です。
- 京都駅から京都市営バス101, 205号系統「金閣寺道」下車
- 四条河原町から京都市営バス205号系統「金閣寺道」下車
- 四条河原町から京都市営バス12, 59号系統「金閣寺前」下車
- 三条京阪から京都市営バス12, 59号系統「金閣寺前」下車
金閣寺の基本情報
住所:〒603-8361 京都府京都市北区金閣寺町1 拝観料:大人・高校生 400円 小・中学生 300円 拝観時間:9:00~17:00 駐車場:150台 1時間以内 300円 以後30分毎 150円(駐車場は8:40~17:10)) 電話番号:075-461-0013 |
金閣寺の知っておくポイント
金閣寺に関することで、知っておいたらいいなぁ~と思うことを少し纏めました。今さらですが参考になれば。
金閣寺の見どころは?
紅葉の時期の金閣寺の見どころとしては、個人的には下記の4カ所です。
- 黒門から入って参道を50m程歩くと左手の紅葉(午後13時~15時頃は、西陽が射し込み綺麗です)
- 総門をくぐって、すぐ左手にある鐘の周辺の紅葉
- 鏡湖池越しに金閣を正面から見るところ(観光客はココに集中して混雑します)
- 金閣の背後(北側)(午後は、陽射しが金閣に当たりキラキラと輝きます)
正式名称は、鹿苑寺(ろくおんじ)
正式な名称は、鹿苑寺(ろくおんじ)と言うのですが、お釈迦様の舎利(お骨)をまつった舎利殿「金閣」が特に有名になった為、寺院全体が『金閣寺』と呼ばれているそうです。でも、鹿苑寺(ろくおんじ)と聞いて金閣寺ってわかる人って日本人の1割もいないかもしれませんね♪
世界遺産の金閣寺
平成6年(1994)世界遺産に登録されています。
金閣の3つの様式
三つの様式を見事に調和させた室町時代の木造3階建ての楼閣建築。金閣の二層と三層は、漆の上から純金の箔が張ってあり、屋根は椹の薄い板を何枚も重ねたこけら葺で、上には中国でめでたい鳥といわれる鳳凰が輝いています。
- 一層は寝殿造で法水院
- 二層は武家造で潮音洞
- 三層は中国風の禅宗仏殿造
金閣寺の修復
- 1950年(昭和25)、学僧・林承賢の放火により炎上(金閣寺放火事件)し建物は全焼。屋上にあった鳳凰は、火災以前に取り外されていた為に焼失をまぬがれ現存しています。
- 1955年(昭和30)に明治時代に行われた解体修理時の資料を基に復元され、1987年(昭和62)には金箔を張り替える修復工事完了。
- 再建から10年あまりで金箔が剥落して下地の黒漆が見えるようになり、その漆も紫外線で劣化するようになりました。原因は、金箔の厚さが薄く穴があいて紫外線で漆がヤラレタそうです。
- 1986年(昭和61)2月~1987年(昭和62)9月、漆の塗り替えや金箔の貼り替え、天井画の復元等の修復工事が行われた。この修復工事に際し、金箔は通常(約0.1µm)の5倍の厚さ(約0.45 - 0.55µm)の「五倍箔」を約20kg使用したそうです。
鏡湖池(きょうこち)
金閣寺の池泉回遊式庭園の中心となっているのが鏡湖池(きょうこち)です。この文字に込められている通り、鏡のように金閣寺を映し出すことから、その名前が付けられています。また、鏡湖池たくさんの島が浮かんでいます。「亀島」「鶴島」と呼ばれている島もあります。
鏡湖池に写った金閣は「逆さ金閣」と呼ばれ、写真家などにも愛されています。
雪化粧した金閣寺
2015年1月4日に撮影した雪化粧した金閣寺です。鏡湖池にも薄く氷が張っているのがわかりますね。紅葉の金閣寺が一番オススメですが、雪の金閣寺も魅力的です。
ミュシュラングリーンガイド
三ツ星に選ばれています
イチイガシは、京都市の天然記念物
寺周辺にある照葉樹の中でも高木として貴重で京都周辺では数が少ないそうです。イチイガシは京都市の天然記念物の指定を受けるとともに、巨樹・名木として登録されています。
陸舟(りくしゅう)の松は、樹齢600年
方丈北側にある船の形をした松で、京都三松の一つです。樹齢600年らしいですが、まったくそんな感じはしないです。
金閣寺の紅葉の動画
金閣寺の紅葉がとても綺麗でした。京都の数ある紅葉名所の中に入っていないかもしれませんがおすすめです!午後は金閣寺に陽射しが当たりキラキラと輝き美しいです。
金閣寺 紅葉の見頃(2016年11月18日)
2016年11月18日金曜日、平日ですが代休を取って紅葉を見に行って来ました。午前は、自然豊かな『天龍寺』、午後は太陽の陽射しで黄金色に輝く『金閣寺』へ。
バス亭「金閣寺道」を降り歩いてすぐに、金閣寺前へ到着。北東方向に大文字(左大文字山)が見えますね。
平日にもかかわらず、参道は観光客で混雑しています。
総門の前には。世界遺産 鹿苑寺と書かれた大きな石があります。
境内の案内板がありますので、ここでざっと見ておきましょう。
紅葉した木々の葉は、陽射しを浴びるとほんとうに美しいですね。
この時の時刻は13時45分。『金閣は午後から陽射しを浴びて輝くはず!』と思って歩いていました。
鐘の前の真っ赤に紅葉したカエデが綺麗です。
2016年の京都は紅葉の当たり年だそうです。金閣寺の紅葉もとっても綺麗でした
中には、木の全体の葉が黄色いカエデもあります。
金閣寺の拝観チケットはこのお札なんです。もちろん、家に持って帰ります。
逆さ金閣のみならず、逆さ松も綺麗です
金閣の真上に写るカエデも赤く紅葉して見頃です。
金閣の正面に松の木がありますが、これ以上育つと景観的にどうなんでしょうか。
金箔の張り替えをしてからもうすぐ30年になるそうですが、まだまだ美しく光り輝いていますね。でも、日頃の清掃が完璧にされているからこそですよね。
金閣の北東にあるカエデもかなり紅葉していて綺麗でした。そう言えば、カエデの背景が金閣!なんて贅沢な構図なんでしょう。
この角度から見る金閣は、ダイナミックな感じで好きです。
茶室「夕佳亭」は、金森宗和が制作に携った代表的な数奇屋造りの茶室の一つです
コメント
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2016年 11月 21日
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